そのチョコ「砂糖の塊」かも?原材料表示の読み方と「太らない」賢い選び方
「ダイエット中だけど、どうしてもチョコレートが食べたい!」 「肌荒れしたくないから、なるべく体にいいものを選びたいけれど…」
コンビニやスーパーでつい手に取ってしまう甘いチョコレート。 でも、そのパッケージの裏にある「原材料名」をじっくり見たことはありますか?
実は、チョコレートの中には、カカオよりも砂糖の方が多く含まれている「チョコ風味の砂糖菓子」と呼ぶべき商品がたくさん紛れ込んでいます。 「カカオポリフェノールで健康に!」と思って食べていたのに、実は大量の砂糖を摂取していただけだった…なんてことになったらショックですよね。
この記事では、知っておくだけで一生役に立つ「チョコレートの原材料表示の読み方」を解説します。 砂糖の量の見抜き方から、明治ミルクチョコレートなどの具体的な成分分析、そして美容を気にする20代・30代女性が選ぶべき「正解のチョコ」まで徹底ガイドします。
この記事で分かること
- 原材料名は「多い順」!一番左に「砂糖」があると危険な理由
- 明治ミルクチョコレートと高カカオチョコ、原材料の決定的な違い
- なぜチョコに砂糖を入れるの?「溶けない」問題と美味しさの関係
- 角砂糖何個分?板チョコ1枚に含まれる砂糖の量の目安
- 太りたくないならここを見ろ!「カカオマス」ファーストの選び方
衝撃の事実!原材料名は「多い順」に書かれている
日本の食品表示法では、「原材料名は、重量の割合が多い順に記載する」という鉄の掟があります。 つまり、一番左上(最初)に書かれているものが、その食べ物の「主成分」です。
「砂糖」が先頭に来る意味
もし、手元のチョコレートの原材料名が以下のように始まっていたら要注意です。
- 原材料名:砂糖、植物油脂、カカオマス……
これは、カカオ(チョコの原料)よりも、砂糖の方がたっぷり入っているということを意味します。 市販の安いミルクチョコレートや準チョコレートの多くは、このパターンです。これを毎日食べていれば、当然カロリーオーバーや肌荒れの原因になります。
「カカオマス」が先頭なら合格
逆に、以下のような表示なら、それは「本物のチョコレート」に近いと言えます。
- 原材料名:カカオマス、砂糖、ココアバター……
主原料がカカオ豆(カカオマス)なので、ポリフェノールの恩恵を受けやすく、砂糖の害を相対的に抑えることができます。
チョコレートは何で出来ている?主な4つの原材料
そもそもチョコレートの正体は何なのでしょうか? 基本的な構成要素を知っておきましょう。
① カカオマス
カカオ豆を発酵・焙煎してすり潰したペースト。チョコの「苦味・香り・色」の元です。
② ココアバター
カカオ豆に含まれる油脂分。体温で溶ける性質があり、あの滑らかな「口溶け」を作ります。
③ 砂糖(甘味)
カカオマスだけでは苦すぎるため、甘みを加えます。また、保存性を高める役割もあります。
④ 乳製品(全粉乳・脱脂粉乳)
ミルクチョコレートには必須。コクとまろやかさを出します。
【実例比較】明治ミルクチョコレートの砂糖の量は?
では、実際に誰もが知っている明治のチョコレートで比較してみましょう。 (※製品の改定等により変更になる場合があります)
明治ミルクチョコレート(赤茶色のパッケージ)
- 原材料名(一部): 砂糖、カカオマス、全粉乳、ココアバター……
- 分析: 先頭が「砂糖」です。 つまり、カカオマスよりも砂糖の割合が高いということ。あの誰もが愛する甘くてホッとする味は、砂糖とミルクの力によるものです。美味しいですが、ダイエット中は食べる量に注意が必要です。
明治 チョコレート効果 CACAO 72%
- 原材料名(一部): カカオマス、砂糖、ココアパウダー、ココアバター……
- 分析: 先頭が「カカオマス」です。 砂糖は2番目に来ています。これが「高カカオチョコレート」の特徴です。甘さは控えめですが、カカオ本来の力を取り入れたいならこちらが正解です。
なぜチョコに砂糖が必要?「溶けない」性質とジャリジャリ問題

「砂糖なしで作ればいいのに」と思うかもしれませんが、砂糖には甘さ以外にも重要な役割があります。
手作りチョコで「砂糖が溶けない」失敗
お菓子作りで、溶かしたチョコに砂糖を足したら「ジャリジャリした」という経験はありませんか? チョコレートには水分がほとんど含まれていないため、砂糖を後から入れても溶けません。
市販のチョコレートは、製造工程で「コンチング(精錬)」という作業を行い、砂糖の粒子をミクロ単位まで細かくすり潰して油分(ココアバター)と馴染ませています。 この技術のおかげで、大量の砂糖が入っていても、あの滑らかな舌触りになっているのです。つまり、私たちは「気づかないうちに大量の砂糖を違和感なく食べてしまっている」とも言えます。
板チョコ1枚=角砂糖〇個分!?具体的な量の目安
数字で見ると、その現実に驚くかもしれません。
一般的なミルクチョコレートの場合
板チョコ1枚(50g)あたりの炭水化物(糖質)は、約25g〜30g程度です。 そのうち、乳糖などを除いた「砂糖」の量は、およそ20g前後と言われています。
- 角砂糖(約3〜4g)に換算すると…? 板チョコ1枚には、なんと角砂糖 約5個〜6個分が入っている計算になります。
コーヒーに角砂糖を5個入れるのは躊躇しますが、板チョコならペロリと食べてしまいませんか? これがチョコレートの怖いところであり、美味しいところでもあります。
美容女子の正解!太らないチョコの選び方3選
「砂糖は怖いけど、チョコはやめたくない!」 そんなあなたのために、罪悪感なく楽しめる選び方をまとめました。
① 原材料のトップが「カカオマス」のものを選ぶ
これが鉄則です。カカオ70%以上の「高カカオチョコレート」を選べば、必然的に砂糖の優先順位は下がります。まずは70%台から慣れていきましょう。
② 「オリゴ糖」や「エリスリトール」使用を選ぶ
最近は、砂糖の代わりに「オリゴ糖」やカロリーゼロの甘味料を使用したチョコレートも増えています。 明治の「オリゴスマート」や、ロッテの「ゼロ」シリーズなどは、甘いのに血糖値が上がりにくいため、ダイエット中のおやつに最適です。
③ 成分表示の「炭水化物」をチェック
原材料名と合わせて、栄養成分表示の「炭水化物(または糖質)」の数字を見ましょう。 ここが低いほど、砂糖の量が少ない証拠です。
【Q&A】チョコレートと砂糖に関するよくある質問
記事の最後によくある疑問を解消します。
Q1. 完全に砂糖が入っていないチョコはありますか?
A. 「カカオマス100%」や「カカオニブ」なら砂糖ゼロです。 ただし、これらは極めて苦く、お菓子というよりは「薬」や「製菓材料」に近いです。美味しく食べるなら、砂糖不使用でも甘味料を使った「糖類ゼロ」チョコがおすすめです。
Q2. ホワイトチョコレートは砂糖が多いですか?
A. はい、非常に多い傾向があります。 ホワイトチョコには苦味のある「カカオマス」が入っておらず、主成分は「ココアバター・砂糖・乳製品」です。カカオの苦味がない分、甘さを出すために砂糖が多く使われることが一般的です。
Q3. 高カカオチョコなら太りませんか?
A. 砂糖は少ないですが「脂質」が高いので注意が必要です。 砂糖が減る分、カカオバター(脂質)の割合が増えます。糖質制限には良いですが、カロリー自体はミルクチョコより高いこともあるので、1日3枚〜5枚程度に留めましょう。
まとめ:原材料の「先頭」を見て、賢く甘い幸せを楽しもう
チョコレートと砂糖の関係について解説しました。
- 原材料は「多い順」に書かれている。
- 普通のミルクチョコの先頭は「砂糖」(板チョコ1枚に角砂糖約5個分)。
- 太りたくないなら、先頭が「カカオマス」のものを選ぶ。
「チョコを食べちゃダメ」ではありません。 「自分が何を食べているか」を知って選ぶことが、美しさへの第一歩です。
今すぐ、手元にあるチョコレートや、次にコンビニで手に取るチョコの裏面をひっくり返して「原材料名」の一番最初を見てみてください。もし「カカオマス」と書いてあったら、それはあなたの美しさをサポートしてくれる心強い味方ですよ!

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